入院が必要になる判断ラインと家族がやってはいけないNG対応まとめを、現場で使える形で整理します。
① 入院が必要になる判断ライン(重要)
✔ すぐ医療介入を考えるサイン
● 安全面の問題
- 自傷の可能性(「死にたい」発言含む)
- 他人への攻撃性(怒鳴る・暴れる)
● 現実検討力の低下
- 妄想が強く、会話が成り立たない
- 指示や説明が理解できない
● 生活の崩壊
- ほぼ眠れていない
- 食事が取れない
- 外を徘徊する
👉 この3つのどれかが強い場合
外来では難しく、入院を検討するレベル
✔ 迷ったときのシンプル基準
👉 この質問で判断
- 「このまま家で安全に過ごせるか?」
→ NOなら
医療機関・救急・保健所に相談
② 実際の行動(家族がやること)
✔ 具体的ステップ
- かかりつけ or 近くの精神科に連絡
- 夜間なら救急相談窓口
- 保健所・精神保健福祉センターに相談
👉 本人が拒否していても
家族だけの相談でOK
③ 家族がやってはいけないNG対応(重要)
❌ NG①:正そうとする
- 「それは違う」
- 「現実を見て」
👉 → 対立・不信感が強くなる
❌ NG②:感情的になる
- 怒る・叱る・イライラをぶつける
👉 → 症状をさらに悪化させる
❌ NG③:無理やり動かす
- 強引に病院へ連れていく
👉 → 恐怖・不信につながる
❌ NG④:一人で抱え込む
👉 → 家族が先に限界になる
④ 正しい対応(シンプル版)
✔ 基本
- 否定しない
- 刺激しない
- 安全を優先
✔ 実践フレーズ
- 「怖いよね」
- 「ここは大丈夫だよ」
- 「一緒に落ち着こう」
⑤ 一番大事な現実
👉 統合失調症は
家族だけで抱える病気ではない
👉 大事なのは
- 早く気づく
- 無理をしない
- 外に頼る
まとめ(本質)
👉 入院判断の軸
- 危険性
- 現実とのズレ
- 生活の崩壊
👉 家族の役割
「治す人」ではなく「つなぐ人」


