不登校の診察の際の5つのポイント

① 気分の状態(うつ症状)

まず確認するのは 落ち込みや意欲の低下です。

チェックされる例

  • 気分がずっと落ち込んでいる
  • 何をしても楽しくない
  • やる気が出ない
  • 自分を責める

こうした状態が続く場合は
うつ病 の可能性も考えます。


② 強い不安があるか

学校に行こうとすると
強い不安や恐怖が出るかも重要です。

  • 人前が怖い
  • 教室に入れない
  • 朝になるとパニック

関係することがある状態

  • 社交不安障害
  • パニック障害

③ 発達特性の有無

学校に合いにくい特性があるかを見ます。

チェックされる例

  • 集団行動が苦手
  • 空気を読むのが難しい
  • 忘れ物が多い
  • 集中が続かない

関係することがある状態

  • 自閉スペクトラム症
  • 注意欠如・多動症

④ 生活リズム

生活リズムも重要です。

確認すること

  • 夜更かし
  • 昼夜逆転
  • 朝起きられない
  • 食欲の変化

生活リズムの乱れは
不登校の結果の場合も多いです。


⑤ 学校での出来事

医師は必ず 学校の状況を聞きます。

  • いじめ
  • 友人関係
  • 勉強についていけない
  • 先生との関係

こうしたストレスが原因の場合は
適応障害 の形で症状が出ることがあります。


まとめ

医師は主に次の5つを総合的に見ます。

  1. 気分(うつ症状)
  2. 不安の強さ
  3. 発達特性
  4. 生活リズム
  5. 学校環境

これらを整理して

  • 病気が関係しているか
  • 環境ストレスか
  • 発達特性か

を判断します。