「疲れているだけ」ではないこともあります
平日は何とか仕事や学校に行けるのに、
- 休日は昼過ぎまで寝ている
- 10~15時間以上寝てしまう
- 起きてもまた横になってしまう
という人は少なくありません。
たまにであれば問題ありませんが、毎週のように続く場合は、睡眠不足だけでなく心や身体の不調が隠れていることもあります。
① 平日の睡眠不足を取り戻している
最も多い原因は、
平日の睡眠不足の蓄積
です。
例えば、
- 平日5~6時間睡眠
- 休日12時間睡眠
という生活を続けると、
身体は不足分を補おうとします。
② 心や脳が疲れている
仕事や学校で強いストレスが続くと、
脳は大きなエネルギーを消費します。
その結果、
休日になると緊張が切れて、
- 起きられない
- 何もしたくない
- 寝てばかりいる
状態になることがあります。
③ うつ病や適応障害
うつ病
適応障害
では、
- 過眠
- 強い疲労感
- 朝起きられない
ことがあります。
特に、
- やる気が出ない
- 楽しいことが楽しめない
- 気分が落ち込む
などを伴う場合は注意が必要です。
④ 非定型うつ病
非定型うつ病
非定型うつ病では、
- 過眠
- 過食
- 体重増加
が特徴です。
一般的なうつ病の
- 不眠
- 食欲低下
とは逆の症状が出ることがあります。
⑤ 睡眠の質が悪い
長時間寝ていても、
睡眠の質が悪ければ回復しません。
例えば、
睡眠時無呼吸症候群
では、
- いびき
- 日中の眠気
- 起床時のだるさ
がみられます。
⑥ 体内時計の乱れ
休日に昼まで寝ると、
体内時計がさらにずれます。
その結果、
- 日曜夜に眠れない
- 月曜朝がつらい
という悪循環になります。
これを「社会的時差ぼけ」と呼ぶことがあります。
こんな場合は受診を考えましょう
次のような場合は医療機関への相談をおすすめします。
- 毎週10~12時間以上寝てしまう
- 起きても疲れが取れない
- 気分の落ち込みがある
- 仕事や学校に支障が出ている
- いびきがひどい
改善のポイント
朝の光を浴びる
体内時計を整える。
起床時間を一定にする
休日も平日との差を1~2時間以内に。
軽い運動
ウォーキングやランニングで睡眠の質を改善。
ストレスケア
仕事や人間関係の負担を見直す。
まとめ
| 原因 | 特徴 |
|---|---|
| 睡眠不足 | 平日の寝不足を補っている |
| ストレス | 心身の疲労回復のため寝る |
| うつ病 | 過眠・意欲低下を伴う |
| 非定型うつ病 | 過眠・過食が特徴 |
| 睡眠障害 | 長時間寝ても疲れが取れない |
| 体内時計の乱れ | 休日の寝だめで悪循環 |
ポイント
休日の寝だめがたまにある程度なら自然な反応です。
しかし、
- 毎週半日以上寝てしまう
- 起きても回復感がない
- 気分の落ち込みがある
場合は、単なる疲れではなく、睡眠障害やうつ病などが隠れている可能性があります。早めに心身の状態を見直してみましょう。


